#3 齊藤学(3,国立)
こんにちは。齊藤学です。
暇な時にすることは結構あります。読書(主に心理学、金融)、ピアノ、チェロ、チェス、ゲーム、ハッキング、プログラミング、海外ドラマ、仮想通貨などいろいろあります。全てを並行してやるには流石に時間が足りないので、飽きるまで1つをやって飽きたら次の趣味にシフトしてサイクルでやっています。全てを書いていたら膨大な量になるので、直近でやっていることについて書きます。
最近特にハマっているのはこれらのうちの複合で、「チェス+プログラミング」、「海外ドラマ+心理学」です。
1つ目の「チェス+プログラミング」については、chess.comというサイトで自分で普通にチェスをすることと、弟と共同でチェスBotを作ろうとしていることです。それぞれのチェスに対するアプローチは違っていて面白いです。普通にチェスをする時、当然ですが相手の数手先の意図を読みつつ、自分の攻めを構築するので意味のない手を極力控えるために考えるのは楽しいです。最近はLogical Chessという英語の本を買って、半自動的に自分にとって最善の環境を作り出す術を身につけようとしています。
一方で弟と一緒に作っているチェスBotは主に強化学習という物を用いてプログラムを書いて作るのですが、こちらはアプローチがまた違います。チェスの行動には膨大な数のパターンがあり、全ての行動パターンをシミュレーションして最善の手を考えるのは無理です。そこで、できるだけ無駄な計算過程を省き統計的に十分良い手を導き、このもとでできるだけ性能を上げるのがというのがいろいろな強化学習手法の共通した目的です。今の段階としては既に発表されているいろいろな手法の再現を行って、それがある程度終わってから独自の改良をしようとしています。
2つ目の「海外ドラマ+心理学」について。まず海外ドラマの良さは、日本語にはない表現や思考方法に触れられるということです。主に英語のドラマを観るのですが、英語は日本語よりも圧倒的に隠喩表現が多いです。会話全てが隠喩表現で完結するようなこともしょっちゅうあるので、頭を使います。例えば簡単な物だとこんな感じです。
ある敏腕弁護士が仕事がうまくいっているかを上司に聞かれた時:
“Do you wake up in the morning and check if the sun’s still shining, or the skies are blue?”(朝起きて太陽が光っているか、空が青いかを確認するか?)
つまり、仕事がうまくいっているのは当たり前だということです。隠喩すぎる表現は日本語では冷めるので、日本語でこのような表現ができないのがさらに興味深いです。まあ、実際使ってみようとするにはまず優秀でないといけないのでおそらく使う機会はなさそうですが。
最近よく観ているのは、心理学を用いて陪審裁判を有利にするのがテーマの「Dr. Bull」というドラマです。心理学は興味がありこれまで本などで読んできましたが、実生活で活用するためにちょうどいい見本となっています。このドラマでは心理学を用いて陪審員の考え方を誘導するのですが、これは実際にみんなと議論をする時に意見を誘導するのに酷似します。注意の誘導や考え方の変え方、考え方の補強など実生活でも大いに活用できます。また、自分のかかっているバイアスについても本を読む以上に実体験で感じることができ、非常に面白いです。
まだまだ趣味について書きたいことは山ほどありますが、この辺りにしておきます。
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