秋リーグ⑥vs龍谷大学

4回生マネージャーです!

昨日は秋リーグ最終戦、龍谷大学戦でした。



龍谷大学には春リーグで1点差で負けており、京大にとってはなんとしてもリベンジしたい相手でした。

4回生にとっては引退試合になるため、それぞれに強い思いを持って臨みました。


「大差つけて勝てたら最後は3回生以下に委ねるってことでいいよね」

「え?ほんとに?引退の瞬間コートにいなくていいの?」

「別にもう十分プレーしたし…」


我の強くない4回生たちは、前半から圧勝して最後は後輩に譲るという意思を共有しました。


「まぁ、そんな大差つけれるかそもそも分からんけどな…」

春リーグでは負けた相手なので、挑戦者の気持ちも忘れていませんでした。



試合開始です!
最初の10分間はDFでうまく連携が取れないまま試合が進み、6-5とあまりリードできませんでした。

しかしその後は徐々に速攻でリズムを作り、前半を21-10で折り返しました。



ハーフタイムではDFの修正について話し、後半に臨みます。



後半も順調に得点を重ね、後半10分で28-15とします。

そこで京大は4回生の小郷をポスト兼ワントップとして投入し、1:5DFに転換します。

春リーグはワントップとしてDF専で出場し最終戦の阪大戦で何とか1点を決めた小郷。

今季はここまで出場機会がなかったので、なんとか点を決めてもらおうと、全員必死でパスを狙います。

すると小郷の参戦から1〜2分で、4回生キーパーの橘本がワンマン速攻のパスを投げます。

DFの枝に引っかかったかと思いきや、枝に当たったボールが運良く小郷の正面に入り、絶好のチャンスが生まれます。

(ちょっと見にくいですがこのシーンです)

ただ、ここで観客を楽しませてくれるのが京大のエンターテイナー、小郷智記。

シュートをゴールの右へ大きく逸らして外します。

会場は爆笑の渦に。



しかし、チャンスは再び訪れます。

後半19分で再びワンマン速攻のパスが通ります。
今度はキーパーの右腕にぶち当てました。

「ループ打ってキャッチされたらカッコ悪いなと思って思いっきり打った」らしい。


小郷のシュートこそ決まりませんでしたが、京大は着実に得点を重ねます。

後半20分、34-18とリードした京大は、3回生以下に試合を託しました。



4回生は全員、ベンチから後輩を見守ります。



秋リーグの甲南戦で同じように後輩に託した時には、ミスが重なり点差を縮められてしまいましたが

この試合では着実に得点を重ねて点差を広げ、42-24で試合を終えました。




試合後はOBの皆様から色々と声をかけていただき、引退を実感してしみじみとした空気になりました。




キャプテンの嶋から新キャプテンの大高にキャプテンマークを引き継ぎます。

その後、例年なら4回生のアツい話があるのですが、最終試合ということであまり時間がなく、話は月曜日の打ち上げに持ち越されました。


関西学連の方々のご厚意で体育館のフロアを使わせていただき、胴上げタイムです。

体重70キロ、筋肉バキバキのキャプテンがユニフォームを脱がされ、宙を舞います。


胴上げの後は、各々に写真撮影をしました。
(仲良しなキーパーの2人)
(大阪会:大阪出身者たちの愉快な会)
(3.4回生プレイヤー)
(小郷かわいい)
京都医健専門学校の実習生の皆さんも、1年間のハンド部生活を引退しました。

本当にお世話になりました!
マネず、素敵なアルバムをありがとう!
トレーナーさんからもプレゼントをいただきました!



引退試合の後は4回生でご飯に行くのが伝統(?)なので、4回生はもつ鍋を食べに行きました!


先週の神国戦後のご飯とはまた違い、しみじみとした感じで話が進みます。

下回生の頃の辛かった時期のこと、先輩の代の試合の思い出、自分たちの代のリーグ戦の思い出など

鍋をつつき、お酒を飲みながら語り合い、23:30に解散しました。




今回の試合で関西2部リーグの全日程が終了し、3勝2敗1分で2部3位という結果になりました。

一部昇格という目標は果たせませんでしたが、2年半ぶりに関西国公立のトップに返り咲くことができました!

一時は3部降格も頭をよぎるような厳しい戦いになりましたが、試合を通して着実に成長し、良い形でリーグ戦を終えることができました!


今日から2週間のオフに入り、新チームは10/23から練習が始まります。

入替戦にあと一歩届かなかった悔しさを胸に、部員一丸となって頑張ってくれると思います!

今後とも、京大ハンドボール部をよろしくお願いします!

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